妊娠中の注意点

妊娠中の注意点

妊娠中の散歩妊娠中は骨盤内のウッ血が強まり、肛門に圧力がかかるのは、いたし方のないことです。お産の時にいきまないわけにもいきません。対策を講ずることができるのは、便秘を予防することだけなのです。

妊娠中に便秘を予防するには、何よりもまず、きちんとした食事と排便の習慣をつけることです。食事では果物、野莱、海草、きのこ、豆類など、食物繊維の多いものを十分とるようにしましょう。水分も不足しないよう補給してください。

つわりで食欲のない時期におすすめしたいのは、ヨーグルトなどの乳酸菌飲料です。腸内によい細菌を増やして、お通じをよくしてくれます。そして、毎日決まった時間にトイレに行き排便するよう習慣づける努力をしてください。

妊娠中は、はげしい運動やお腹に力の加わる体操を避けなければなりませんが、運動不足にならないよう散歩などをするのは便秘予防上いいことです。

なお、便秘薬を使用する時は、必ず医師の指示に従ってください。薬の使い方を誤って下痢をすると、流産を誘発することもあり危険です。

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